頭ではわかってましたが・・・

今日は所用があって実家へ行ってきました。

その後もちょいと別の所用があったので
実家での用事が終わってすぐに
おいとましたんですが、その帰りに
夫が「ちょっと見て行こか」と
元・実家へと車を進めてくれました。

その一帯の再開発の意味もあっての
今回の実家の転居。

元の実家は売買成立後、
早速にも取り壊されることが
決まっていて私も承知してましたが
今日行ってみて実際に
元・実家が取り壊されてるのを見ると
こみあげてくるものがあって。

中学三年の時に元・実家に引っ越して
高校生時代を過ごし社会人にもなり
そこから嫁いで両親にとっては
孫にあたる子供たちをつれて
何度も何度も何度も訪れていた元・実家。

足場が組まれて「防音」と書かれた
分厚いシートで家全体が覆われて
ともに売買されたお隣の家と一緒に
取り壊しの作業中でしたが
今日は日曜日ということもあり
作業は休みで作業する人たちもいなくて
静かでしたが、その防音シートの
隙間や上部から垣間見える元・実家は
すでに半壊状態。

二階部分はすっかりなくなり
お隣はもう全壊に近い状態で
おそらく今週中には２軒分まとめて
更地になるんじゃないかな？

一緒に行った夫も長男もそれぞれの
思い出がある家ですから
（以前この二人がメインになって
　外壁の大掛かりな修理をしてくれた
　ことがありましたから）
スマホで写真に収めてました。

頭ではわかってましたが

心境は複雑です。

元々その近辺は昭和の時代から続く
住宅が並ぶところで
ほとんどの家がもう何十年と経ってるもので
実家の反対側にさらに古くからあった
ザ・昭和なアパートも早くに取り壊され
その後に建った新築の住宅６棟は
まさに令和の最新の住宅。

元・実家の跡地にもそのうち
そんな新しい住宅が建てられるんだろな。

うん、心境は複雑です。

元・実家の前に生まれた時から住んでいたアパートも

結婚して今のこの家に引っ越してくるまで
住んでいたアパートも

すでに取り壊されて新しい住宅に変わっていて。

これで今のこの家に来るまで
住んでいたところが全部なくなっちゃいました。

あとは

思い出は思い出として

これからもここで前向きにいきます。はい♪